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「丸読み」「段落読み」のススメ

この休校中の期間、親子で国語力をアップいたしませんか?

普段の個別指導で、
長文を読むときに、「丸読み」をよくしていました。
丸ごと、つまり1つの文ごとに、交代して文章を読んでいくという
学校現場でよくされている手法です。

個別指導にてやってみると、意外や意外!
小学生も中学生も
女の子も男の子も
嫌がらず、むしろ嬉しそうに、私といっしょに交代で
「丸読み」をしてくれるのです。

私は、自分が学生のときに「音読」が苦手で「丸読み」が嫌いだったので
このことは、ビックリでした。
生徒たちは一生懸命、「音読」してくれます。
私も、良い背中をみせようと^^;
文の意味を考えながら、時に感情を込めて、読みます。
生徒とのこのキャッチボールは、とても楽しいものでした。

受験指導の時期でも、入試問題の過去問を生徒さんと「丸読み」。
長い文章は、「段落読み」。
評論文でも小説でも、過去問は、素晴らしい文章ばかりで!(^^)!
ものの見方を広げることができたり、人生観を多様化することができる
きっかけを与えることができるのです。

そうして、楽しく「丸読み」をしていくことで
なんと!!生徒さんの国語の成績がアップすることができました。
まるで。生徒さんと交代で読み聞かせをするように
文章を味わい、楽しむことができた結果だと思います。
「国語の学習が楽しい」と、初めて感じた瞬間でした。

この休校中の期間、親子で国語力をアップいたしませんか?

学校から、教科書が配布されたかと思います。
新しい教科書には、まだ読んだことがない
文章がキラキラ潜んでいます。

この文章を、ぜひ
お子さまと交代で「丸読み」してください。

ポイントは、
①お子さまの読み方を、いいところを探して声掛けしましょう。
②保護者の方は、お子さまの見本となるような、読み方を心がけてください。
 あれこれ、言うのでなく、“読み方”で、示してください。
③読むことに集中して、文章を楽しんでください。
 (文を解釈するのはNGです。)
④お子さまが、感想を話してきたら、そのまま受け入れ、共感してください。
 (さらに詮索したり、もっと気持ちを引き出そうとはしないでください。
  自然に感じた気持ちを大切にしましょう。“読むことの楽しさ“に集中です。)

「丸読み」し合うことで、国語力アップは、実は副産物で(^^ゞ
このことは、
お子さまと、気持ちを安定させながら
絆を深めることができる最高のチャンスです。

不安な世の中ですが、
小さなシンプルなことで、心を安定させながら
世界をひろげて、楽しむことができるのです。

写真は「オツベルと象」 宮沢賢治さんの作品です。
中1の国語の教科書に掲載されています。

さらに、たくさん本を読みたくなったみなさん♪
出版社がいろいろとこんな応援企画をしてくれています。

いくつか紹介させていただきますね。

角川つばさ文庫の人気児童書無料公開
こちら →→ https://yomeruba.com/news/entry-9934.html

福音館 たくさんのふしぎバックナンバー無料公開
こちら →→ https://www.fukuinkan.co.jp/detail_contents/?id=85

この期間を、どう充実した時間を自分で作っていくことができるか
保護者の方々、その背中をお子さまに見せて行くチャンスです

今のあなたの行動が、
未来を担っていくの子どもたちへのプレゼントなのです。